いきなり寒くなってしまいまして
みなさまご無事でしょうか?
糸地獄、6月に入り粛々とずっと稽古してます。
稽古はあと三日、あっという間に本番になってしまうー。
◆
2月にあったオーディション前に、この糸地獄の台本を2/3くらい読んだんだけど。
とりあえず応募するだけしてみよう、ぐらいの気持ちだったのが、かなり惹きこまれ、揺れ動いてしまった。
ストーリー、その中で男の俳優が担うであろう役割、それはもちろんだけど
何より日本語が美しすぎて
もう本当に、言葉の煌めきがたくさん詰まってるんだけど、
最初に読んでて、うわっ!て引っかかったセリフがあって。
「あれは何という名前?」
「あれは空だろ?」
「空は知っているの・・・。空にある、あれよ。夢の重さと釣り合いながら、空に浮かんでいるもの、あれは何て言った?」
「月だよ。あれは月だ。」
っていう。
で、
今回野外劇なんだけど
野外でこの作品をやることにした理由を稽古が始まってから聞いて。
演出家曰く、
このセリフは始まって40分頃にでてくるんだけど
本番の時期の6月の下旬、19:40頃ならちょうど日が暮れ切って月が明るくなる頃、そのタイミングでこのセリフを言わせたい、だから野外劇にした
とのこと。
だって!
俺が引っかかった部分と一緒だったんだなーって。不思議だし、嬉しいね。
◆◆
俳優陣、ダンサー、楽士、みなさん本当にすばらしく
1日ごとにどんどん深くなっていく
クオリティ高くエモく仕上がってきております
僕の音楽や歌詞に惹かれるものがある人は、たぶん、この作品とても好きになってもらえると思います
夜の番人、マッチ売りの少女、
Super Moonもいいかもね
そんなわけで、ぜひ観て欲しい、と躊躇なく言える、これは普段ネガティブの3乗の脳で生きてる僕には本当に珍しいことです
野外劇、飲食も可です
吞みながらでもぜひどうぞ(節度はお守りください!笑)
夏のハジマリ
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第12回
岸田理生アバンギャルドフェスティバル
リオフェス2018 参加作品
吉野翼企画
『 野外劇 新譚 糸地獄 』
構成・演出 吉野翼
原作 岸田理生
岸田戯曲賞を受賞した、
岸田理生の代表作であり永遠の名作
「糸地獄」を野外劇として再構成し上演。
色と肉を売るイエという場所に
迷い込んできた「繭」という少女、
そこには、身の上話の結び玉に
すがりつく暦の名を持つ女郎たちと、
それを操る奇怪な男たち。
繭は母を探しにやって来たと言う。
美しい詩的な言葉の中に
ほのかに匂う嘘の香り。
「誰かが嘘をついている。
誰かが母さん。誰かが父さん。
うしろのうしろのうしろの正面、
そこにいるのは、
のっぺらぼうのあんただ…。」
そして浮かび上がる顔の無い男と、
母との血の決別。
虚ろな火の中に浮かび上がる、
どこまでも美しく、儚く、力強く、
そして妖しげに描かれる幻想奇譚。
▼日時▼
2018年 6/21(木)〜24(日)
開演 各日 19時〜
開場 各日 18時半〜
全4回公演
※受付開始・整理券配布は18時、開場は18時半となりますが、受付の混雑が予想されますので18時45分までには受付を完了していただきますようご協力お願いたします。
といいつつ、開場中も舞台上では客入れ芝居が行われておりますので、ぜひ早めにお越しくださいませ🐰
▼会場▼
西戸山野外円形劇場 (シェイクスピア アレイ)
東京都新宿区百人町3-1-6近辺
「東京グローブ座」より100m北側
JR山手線 新大久保駅より徒歩7分
JR・西武・東西線 高田馬場駅より徒歩13分
▽新大久保駅からの道のり
http://esorabako.com/digoku2_navi2.html▽高田馬場駅からの道のり
http://esorabako.com/digoku2_navi1.html▼チケット▼
前売り : 3800円
当日 : 4000円
※お得なリオフェス2018の通し券もございます。
(リオフェスに参加の他団体様の公演もお得な金額で観劇できる通し券です。
数に限りがございます。
詳しくはお問い合わせください。)
▼ご予約▼
http://ticket.corich.jp/apply/90315/023/ (黒田扱いになります)
もしくはDM等で直接ご連絡ください
【糸に絡まる出演者】
のぐち和美(青蛾館/カクシンハン)
井口香
澤木柚季江
辻真梨乃
高畑亜実
石井舞
柴奏花
YUKI
長澤しずか(モノ色舞戯)
篠原志奈(Dangerous Box)
田沢麻紀(あんっ♥ Happy Girls Collection)
早川紗代(ノアノオモチャバコ)
名倉歩美
田尻知沙
鈴木千晴(カワサキアリス)
稲田絵梨
鳥丸あやか
霍本晋規(劇団三日月湊)
SEIYA(劇団三日月湊)
田島謙太(猫舌コンプレックス)
黒田玲兎
【黒衣の舞女(ダンサー)】
山羽真実子(ソらと晴れ女)
森澤碧音(Dance Campany MKMDC)
こばやかわいずみ
五十嵐愛
日原奈緒花
和田繭子
【糸を通すように音を奏でる楽士】
那須寛史(QooSue/Studio Slow Slope)
〜野外公演に際して〜
※雨天の場合は17時までに上演か中止かを公式のSNS(Facebook、Twitter、HPなど)にてアナウンス致します。
また、こばやかわいずみからもご予約のお客様には直接ご連絡入れさせていただく予定です。
※公演中止となった場合、お支払い済みのチケット代につきましては、後日全額返金対応をさせていただきます。
また、別日に振替の手続きもお取りすることができます。
※雨天上演の際は雨具(カッパなど)をご持参ください。
▼Facebook内イベントページ▼
https://www.facebook.com/events/206978109872435/?ti=cl▼『糸地獄』特設HP▼
http://esorabako.com/digoku2.html▼詳細・お問い合わせ▼
03-6265-0825
info@esorabako.com
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late.
posted by late at 04:34| 東京 ☁|
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